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英政府の離脱協定案、議会通過見込めない=スコットランド憲法相

2018年11月19日(月)11時03分

11月19日、スコットランド行政府のラッセル憲法相(写真)は、英政府の欧州連合(EU)離脱協定素案は議会で否決されるとの見方を示し、スコットランド行政府は常識的な代替案を確保するため全力を尽くすと表明した。アバディーンで6月撮影(2018年 ロイター/RUSSELL CHEYNE)

[19日 ロイター] - スコットランド行政府のラッセル憲法相は19日、英政府の欧州連合(EU)離脱協定素案は議会で否決されるとの見方を示し、スコットランド行政府は常識的な代替案を確保するため全力を尽くすと表明した。

ラッセル氏は、リディントン内閣府相が議長を務めるEU離脱交渉に関する合同閣僚委員会で「今週、保守党内での衝突激化が見込まれるなか、EU離脱の打撃を最低限に抑え、雇用と生活水準を出来る限り守る結果をもたらすよう、われわれは他と建設的な協力に向けた取り組みを強化する」と語った。

ブレグジットに向けたプロセスは「破滅的」で、英政府はスコットランドの行政府や議会の見解に興味がないと批判。英政府の提案は議会で否決される見通しだとし、常識的な代替案を確保するため全力を尽くすと表明した。

ロイター
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