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メキシコ次期大統領、新北米貿易協定の名称に「T─MEC」提案へ
10月16日、メキシコ次期大統領のロペスオブラドール氏(写真)は、米国、メキシコ、カナダが合意した新たな貿易協定について、名称を「T─MEC(Treaty Mexico, United States, Canada)」とすることを提案すると表明した。写真はメキシコシティ で9月撮影(2018年 ロイター/Henry Romero)
[メキシコ市 16日 ロイター] - メキシコ次期大統領のロペスオブラドール氏は16日、米国、メキシコ、カナダが合意した新たな貿易協定について、名称を「T─MEC(Treaty Mexico, United States, Canada)」とすることを提案すると表明した。
新貿易協定の名称は「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」とされているが、ロペスオブラドール氏が自身のツイッターで別の名称を巡って投票を呼び掛けたところ、T─MECとする選択肢が勝利した。
ロペスオブラドール氏はツイッターで「T─MECをはっきりと選好した今回の調査に参加した全員に感謝する」とし、この結果をペニャニエト現政権に伝えるとした。
ロペスオブラドール氏が先週明らかにしたところによると、次期政権で通商交渉を担当するヘスス・セアデ氏はUSMCAの名称について、合意を「treaty(条約)」ではなく、「agreement(協定)」としていることを問題視している。