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スペイン景気回復、ピークの可能性 下方リスクも=ECB副総裁
2018年10月16日(火)08時00分
10月15日、欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁(写真)は、スペインの景気回復がピークを迎え、下方リスクが台頭している可能性があるとの認識を示した。フランクフルトのECB本部で7月撮影(2018年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[マドリード 15日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は15日、スペインの景気回復がピークを迎え、下方リスクが台頭している可能性があるとの認識を示した。スペイン政府はこの日、2018、19年の成長率見通しを下方修正。今年は2.6%、来年は2.3%と予想した。
デギンドス副総裁は「スペイン経済が回復循環のピークを過ぎ、下振れリスクが表面化している可能性がある」と指摘。「世界的な保護主義や新興国市場の状況悪化で、成長に対する一段の下振れリスクが見込まれる」と述べた。
ECBの金融政策については、債券買い入れを12月に終了させ、金利を少なくとも来夏まで現行水準に維持するというECBのガイダンスを再表明した。
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