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アフリカの人口急増は世界の貧困抑制進展にリスク=ゲイツ財団
2018年09月19日(水)12時18分
9月18日、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団は、今年の「ゴールキーパー」報告を発表し、アフリカの一部最貧国における人口急増は将来の世界の貧困抑制と健康増進の進展にリスクをもたらす可能性があると指摘した。写真は食料配給を待つ子供たち。コンゴのブジアにある国内避難民のキャンプで4月撮影(2018年 ロイター/Goran Tomasevic)
[ロンドン 18日 ロイター] - ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団は、今年の「ゴールキーパー」報告を発表し、アフリカの一部最貧国における人口急増は将来の世界の貧困抑制と健康増進の進展にリスクをもたらす可能性があると指摘した。
報告は、過去20年間に貧困から脱した人は10億人と推計。一方、一部のアフリカ地域を中心とする人口の急増で貧困抑制に歯止めがかかり、増加に転じる可能性すらあるという。
また報告は、2050年までに世界の極度な貧困者の40%以上が、コンゴ民主共和国とナイジェリアに集中するとの予想も示した。
ビル・ゲイツ氏は報告発表に伴う電話ブリーフィングで、人口増加と貧困の問題に対する最良の対策には産児制限へのアクセス改善が鍵になると指摘。また、それは若者の健康と教育に対する投資と連動すべきと述べた。
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