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原油先物は下落、米在庫増や需要悪化懸念で
2018年08月15日(水)10時29分
8月15日、同日取引で原油先物は下落。米原油在庫の増加を示す統計や世界経済の先行き不透明感を背景とする燃料需要悪化懸念が相場の重しとなった。写真はオクラホマ州クッシングの原油貯蔵タンク。2016年3月撮影(2018年 ロイター/Nick Oxford)
[シンガポール 15日 ロイター] - 15日の取引で原油先物は下落。米原油在庫の増加を示す統計や世界経済の先行き不透明感を背景とする燃料需要悪化懸念が相場の重しとなった。
0021GMT(日本時間午前9時21分)現在、北海ブレント先物の期近物
米WTI原油先物
米石油協会(API)が14日公表した統計によると、8月10日までの1週間の国内原油在庫は前週比370万バレル増加し、4億1080万バレルとなった。
豪リブキン・セキュリティーズの投資アナリスト、ウィリアム・オローリン氏は「API在庫統計で前週の予想外の在庫積み増しが示されたことから原油価格は下落した」と説明した。
市場参加者によると、世界経済の先行き不透明感が石油需要に影響を及ぼし始めるとの懸念も原油相場に影を落とした。
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