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原油先物は下落、ドルの上昇が材料
2018年02月21日(水)12時04分
2月21日、アジア時間の原油先物は下落。写真は上海で昨年11月撮影(2018年 ロイター/Aly Song)
[シンガポール 21日 ロイター] - アジア時間の原油先物は下落。米ドルは前週の3年ぶり安値からさらに上昇している。
0144GMT(日本時間午前10時44分)時点で、米WTI原油先物
北海ブレント先物
ロイターのテクニカルコモディティーアナリストであるWang Tao氏は、北海ブレントは63.92―64.41ドルのレンジまで下落する可能性があると分析した。
トレーダーはこの日の下落について、ドルの回復が要因だとみている。ドル高により、それ以外を母国通貨としている国ではドルで取り引きされる原油の輸入金額が増えるため、原油の需要に悪影響が出る可能性がある。
OANDAのアジア太平洋地域トレーディング部門責任者、スティーブン・イネス氏は「ドル高は継続するだろう」と予想した。
ただ、原油需要の順調な増加や石油輸出国機構(OPEC)などによる産油制限で、原油相場の下値は支えられている。
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