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ミーム株不調、ゲームストップやAMC年初来約30%安 金利先高観で

2022年01月25日(火)03時30分

「ミーム株(ネットの情報拡散で取引される銘柄)」として個人投資家などの人気を集めた米ゲームストップと米映画館チェーン大手AMCエンターテインメントが2022年に入り売られている。2021年8月撮影(2022年 ロイター/Andrew Kelly)

[24日 ロイター] - 「ミーム株(ネットの情報拡散で取引される銘柄)」として個人投資家などの人気を集めた米ゲームストップと米映画館チェーン大手AMCエンターテインメントが2022年に入り売られている。

ゲームストップは昨年600%高騰した後、今年に入り約28%値下がり。昨年1100%超急騰したAMCも年初来約30%超下落している。

24日午前の取引でもゲームストップは18%超、AMCも約20%それぞれ下落した。

グレート・ヒル・キャピタルのマネジングメンバー、トーマス・ヘイズ氏は「金利が上昇すれば、将来のキャッシュフローに関する現時点での価値が低下するため、投機的な動きが一部後退する」と指摘。株価への追い風となってきた刺激策や低金利といった状況が「終わりに近づいている」と述べた。

金利先高観の強まりから、米S&P総合500種とナスダック総合の週間の下げ率は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まった2020年3月以来最大となった。

その他の個人投資家の人気銘柄も下落。ステレオ・ヘッドフォン製造のコス、ブラックベリー、レンタカーのエイビス・バジェット・グループ、 ワークホース・グループ、小売チェーンのベッド・バス・アンド・ビヨンドも年初来14─36%値下がりしている。

ロイター
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