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英イージージェット、新型コロナ流行で新年度は軟調なスタート
英格安航空会社(LCC)のイージージェットは30日、オミクロン変異株の発生など新型コロナウイルスの影響により10月1日からの第1・四半期は需要が若干軟化したが、今後の不確実性に対処できると指摘した。仏ニースで2018年撮影。(2021年 ロイター/Eric Gaillard/File Photo)
[ロンドン 30日 ロイター] - 英格安航空会社(LCC)のイージージェットは30日、オミクロン変異株の発生など新型コロナウイルスの影響により10月1日からの第1・四半期は需要が若干軟化したが、今後の不確実性に対処できると指摘した。
冬休みの旺盛な需要が戻っており、夏の予約も需要が増加していると明らかにした。
前年度下半期(4─9月)の売上高は2019年同時期を上回った。
ヨハン・ラングレン最高経営責任者(CEO)は新型コロナのパンデミック(世界的流行)の期間中にイージージェットは柔軟性を増し、需要のある路線に迅速に切り替え、コストを削減し、財務を強化したと説明し、再び状況が変化しても対応できると述べた。
前年度の税引き前損失は11億4000万ポンド(15億2000万ドル)と予想の上限となった。今年第1・四半期のキャパシティーは最大で2019年の水準の65%前後と予想した。これまでの見通しは70%だった。
第4・四半期に当たる2022年夏のキャパシティーは19年の水準近くに回復すると予想した。