ニュース速報

ビジネス

英ヴァージン航空、米破産法15条の適用申請 資本再編計画の一環

2020年08月05日(水)08時52分

 8月4日、英ヴァージン・アトランティック航空は、国際的な破産手続きを進めるため米連邦破産法15条の適用を米ニューヨーク州の連邦破産裁判所に申請した。米国にある資産の保全を図る。6月8日、英マンチェスターで撮影(2020年 ロイター/Phil Noble)

[ワシントン/ロンドン 4日 ロイター] - 英ヴァージン・アトランティック航空[VA.UL]は4日、国際的な破産手続きを進めるため米連邦破産法15条の適用を米ニューヨーク州の連邦破産裁判所に申請した。米国にある資産の保全を図る。

同社は申請書で、バランスシートから負債を取り除き、「持続可能な長期成長軌道に即座に乗る」ための「同意の上での資本再編」計画について、利害関係者らと合意をまとめたと説明。

ヴァージンは7月に、新型コロナウイルス危機後の将来を見据え、株主・債権者との間で12億ポンド(15億ドル)相当の救済策で合意したと発表した。

同社は英国の裁判所で救済策に関する手続きを進めており、8月25日に債権者の会合を開き、救済策について採決を行うための承認を4日に得た。

同社の広報担当者は再編計画の「実施に向けて関係のある債権者全員の承認を取りつける」ため、英裁判所で手続きを行っていると説明。同手続きは「過半数の債権者の支持の下で進められている」とした。

ブルームバーグによると、ヴァージンはロンドンの裁判所に対し、再編計画が承認されない場合、9月に資金が尽きる可能性があると指摘したという。

米連邦破産法15条は米国籍以外の企業が対象で、適用されれば、債権者が訴訟を起こしたり米国にある資産を凍結するのを阻止できる。

ヴァージンは創業者のリチャード・ブランソン氏のヴァージン・グループが51%を保有し、米デルタ航空が49%出資する。新型コロナウイルス流行を受け、ロンドン近郊のガトウィックの拠点閉鎖と3500人超の人員削減を余儀なくされた。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ワールド

韓国人男性射殺巡り北朝鮮に調査要請へ=韓国大統領府

ワールド

トランプ氏、最高裁判事に保守派バレット氏を指名意向

ビジネス

三菱自、希望退職500—600人規模募集へ 管理職

ワールド

焦点:ギンズバーグ判事の死、米社会の「右旋回」に現

MAGAZINE

特集:コロナで世界に貢献した グッドカンパニー50

2020-9・29号(9/23発売)

新型コロナで企業フィランソロピーが本格化──利益も上げ、世界を救うグッドカンパニー50社を紹介

人気ランキング

  • 1

    中国軍の侵攻で台湾軍は崩壊する──見せ掛けの強硬姿勢と内部腐敗の実態

  • 2

    核武装しても不安......金正恩が日本の「敵基地攻撃能力」を恐れる本当の理由

  • 3

    日本がついに動く実物大のガンダムを建造、ファンに動画が拡散

  • 4

    中国の台湾侵攻に備える米軍の「台湾駐屯」は賢明か 

  • 5

    尖閣問題への米軍介入で中国軍との戦闘は不可避──仮…

  • 6

    ロックダウンに耐え忍んだ末のイギリスの規制強化は…

  • 7

    美貌の女性解説員を破滅させた、金正恩「拷問部隊」…

  • 8

    インドネシア、コロナ死者1万人突破 政府は打つ手な…

  • 9

    新型コロナ感染で、パーキンソン病のリスクが高まる…

  • 10

    韓国の新法相、秋美愛氏にも不正疑惑で、文在寅不信…

  • 1

    安倍首相の辞任で分かった、人間に優しくない国ニッポン

  • 2

    中国人民解放軍、グアムの米空軍基地標的とみられる模擬攻撃の動画公開

  • 3

    日本がついに動く実物大のガンダムを建造、ファンに動画が拡散

  • 4

    尖閣問題への米軍介入で中国軍との戦闘は不可避──仮…

  • 5

    中国軍の侵攻で台湾軍は崩壊する──見せ掛けの強硬姿…

  • 6

    権威なき少数民族にはここまで残酷になれる、中国の…

  • 7

    核武装しても不安......金正恩が日本の「敵基地攻撃…

  • 8

    美貌の女性解説員を破滅させた、金正恩「拷問部隊」…

  • 9

    どこが人権国家? オーストラリア政府がコロナ禍で…

  • 10

    中国の台湾侵攻に備える米軍の「台湾駐屯」は賢明か 

  • 1

    安倍首相の辞任で分かった、人間に優しくない国ニッポン

  • 2

    中国人民解放軍、グアムの米空軍基地標的とみられる模擬攻撃の動画公開

  • 3

    【動画】タランチュラが鳥を頭から食べる衝撃映像とメカニズム

  • 4

    反日デモへつながった尖閣沖事件から10年 「特攻漁船…

  • 5

    1件40円、すべて「自己責任」のメーター検針員をク…

  • 6

    日本がついに動く実物大のガンダムを建造、ファンに…

  • 7

    米中新冷戦でアメリカに勝ち目はない

  • 8

    アラスカ漁船がロシア艦隊と鉢合わせ、米軍機がロシ…

  • 9

    尖閣問題への米軍介入で中国軍との戦闘は不可避──仮…

  • 10

    太陽の黒点のクローズアップ 最新高解像度画像が公…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!