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英企業業況感、2009年以来の水準に落ち込む=IHSマークイット
2018年11月19日(月)10時06分
11月19日、IHSマークイットが公表した調査によると、英企業の業況感は少なくとも2009年以来の水準に落ち込んだ。写真はロンドン中心部で9日撮影(2018年 ロイター/TOBY MELVILLE)
[ロンドン 19日 ロイター] - IHSマークイットが19日に公表した調査によると、英企業の業況感は少なくとも2009年以来の水準に落ち込んだ。
IHSマークイットの四半期リポートによると、製造業とサービス業の双方で雇用や投資計画は低調で、企業は政局の不透明感が最大の圧迫要因と指摘している。
企業の活動が今後12カ月で活発になると予想する割合はネットで32%と、前回の39%から低下し、2009年の調査開始以来の低水準となった。
IHSマークイットのエコノミスト、ティム・ムーア氏は「企業の回答は、ブレグジットを巡る懸念が設備投資や雇用計画を大きく圧迫していることを示している」と指摘。「設備投資計画の減速の一部は、世界的な需要の低迷によるところもあるが、直近の英国の(関連指標の)数字は欧州や他の先進国よりもかなり弱い」との見方を示した。
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