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イタリア、予算案拒否と格下げの可能性=政府高官
2018年10月17日(水)20時04分
[ローマ 17日 ロイター] - イタリア政府高官は17日、同国の2019年予算が欧州委員会に拒否され、格付け会社が同国を格下げする可能性があるとの認識を示した。
Stefano Buffagni内閣官房次官(地域問題担当)はラジオ・キャピタルで「(欧州委が予算案を拒否する)前提条件はあると言っておこう」と発言。「コンテ首相がEU(欧州連合)で事情を説明する」と述べた。
同次官は「(格下げの)可能性は排除できず、準備する必要がある」とした上で「イタリアの経済ファンダメンタルズは非常に底堅い」とし、格下げは正当化されないとの認識を示した。
格付け会社ムーディーズとS&Pグローバル・レーティングは、今月イタリアの格付けを見直す予定。
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