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香港金融管理局が市場介入、米国取引時間に21.59億香港ドル買い入れ
2018年08月15日(水)09時59分
8月15日、香港の中央銀行に相当する香港金融管理局(HKMA)は14日の米国取引時間に香港ドル買いの市場介入を実施した。介入額は21億5900万香港ドル(2億7505万米ドル)。写真は香港ドル紙幣。昨年5月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)
[香港 15日 ロイター] - 香港の中央銀行に相当する香港金融管理局(HKMA)は14日の米国取引時間に香港ドル買いの市場介入を実施した。介入額は21億5900万香港ドル(2億7505万米ドル)。香港ドルが取引バンド下限に何度も達していたため。
ロイターのデータによると、今回の市場介入により、各行がHKMAに持っている決済性預金の残高合計を示す「アグリゲートバランス」は8月16日に1072億4700万香港ドルまで減少する見通し。
香港ドルは取引バンド下限となる1米ドル=7.85香港ドルに達し、主要な貸出金利を押し上げている。
ペッグ制の下で、HKMAは7.75香港ドルか7.85香港ドルを付けた際に介入する義務を負っている。
HKMAの市場介入は香港ドルが取引バンドの下限を付けた5月以来。
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