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欧州市場サマリー(24日)
[24日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。原油高に伴い石油株が買われたほか、武田薬品工業から5度目の買収提案を受けたアイルランドの製薬大手シャイアーが大幅高となった。
原油は需要が底堅い中でも供給が減るとの見方から、1バレル=75ドルの大台を超えた。2014年末以来の高値となる。石油大手のBP
シャイアー
この日は米10年債利回りが節目の3%を超えたものの、生活必需品や公益事業株など国債に代わる投資先とみなされるディフェンシブ銘柄は前日の落ち込みから幾分持ち直した。こうした銘柄は前日、国債利回りが上昇する中で売られた。ディフェンシブ銘柄は配当が安定しているが、国債利回りが上昇するにつれ、安定配当の魅力が見劣りするのが背景。日用品大手ユニリーバ
ロンドン株式市場:[.LJP]
<欧州株式市場> ほぼ横ばいで取引を終えた。決算がまちまちな内容で相場の方向性を決定付ける材料とならなかった。
オーストリアに拠点を置く半導体メーカーのAMS
フランスの自動車大手PSAグループ
オランダの化学大手アクゾ・ノーベル
一方、原油が1バレル=75ドルを超えたことを受けSTOXX欧州600種石油・ガス株指数<.SXEP>は1.15%上昇し、約3年ぶりの高水準をつけた。部門別で最も好調だった。
ドイツのソフトウエア大手SAP
欧州株式市場:[.FJ]
<ユーロ圏債券> 米10年債利回りが約4年ぶりに3%を突破したことを受け、ドイツ10年債利回りが6週間ぶりの水準に上昇した。
インフレ上昇や国債発行拡大への警戒感から米債券に売り圧力が掛かる中、ユーロ圏債券利回りが上げを拡大した。
米10年債利回りが一時、3.003%と2014年1月以来の水準を付け、ドイツ10年債利回りは0.655%まで上昇する場面があった
ユーロ圏の10年債利回りは全般に1─2ベーシスポイント(bp)上昇、この日大半の時間帯で堅調に推移した。
米2年債利回り
ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]