ニュース速報

ビジネス

日中が8年ぶり経済対話、自由貿易の重要性を確認

2018年04月16日(月)19時11分

 4月16日、日中両政府は16日午前、8年ぶりとなるハイレベル経済対話を都内で開いた。写真右は日本の河野太郎外相、左は中国の王毅国務委員兼外交部長。15日都内での代表撮影(2018年/ロイター)

[東京 16日 ロイター] - 日中両政府は16日、8年ぶりとなるハイレベル経済対話を都内で開いた。両国の経済閣僚が出席し、米国が保護主義色を強める中、自由貿易の重要性を確認した。

日本側の議長を務めた河野太郎外相は、対話終了後に記者団に対し、「貿易戦争を引き起こすことは国際経済の繁栄に影響があるとの認識を(中国と)一にしている」と述べた。

中国側は、終了後に声明を発表。中国側議長の王毅国務委員兼外交部長が河野外相に対し、「両国とも保護主義に反対し、多国間の貿易体制を守り、開かれた世界経済をともに築く必要がある」と伝えたことを明らかにした。

対話では、中国が提唱するシルクロード経済圏構想「一帯一路」も議題となった。河野外相は記者団に、「透明性や開放性、プロジェクトの健全性、融資受け入れ国の財政の健全性、環境社会への配慮,こうした国際的に確立されつつある基準に合った案件にはケースバイケースで日本も協力を考えられると伝えた」ことを明らかにした。

日中ハイレベル経済対話は今回で4回目。日本が実効支配し、中国も領有権を主張する尖閣諸島(中国名:魚釣島)などを巡って日中関係が冷え込み、2010年8月に北京で開かれて以降は途絶えていた。

*内容を更新しました。

(久保信博※)

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ワールド

日米で通商巡り違いあるのは事実=G20で麻生財務相

ワールド

北朝鮮、ICBM実験停止と核実験施設の廃棄を表明

ビジネス

富士フィルムと米ゼロックス、経営統合計画の再交渉目

ビジネス

日産、英工場で数百人削減へ ディーゼル車需要縮小=

MAGAZINE

特集:技能実習生残酷物語

2018-4・24号(4/17発売)

アジアの若者に技術を伝え、労働力不足を解消する制度がなぜ「ブラック現場」を生むようになったのか

人気ランキング

  • 1

    「何かがおかしい...」国のやり方を疑い始めた北朝鮮の人々

  • 2

    「ヒトラーが南米逃亡に使った」はずのナチス高性能潜水艦が見つかる 

  • 3

    アマゾン・エコーが、英会話の練習相手になってくれた

  • 4

    「僕はゲイリー19歳、妻は72歳」 青年が恋に落ちた5…

  • 5

    「家賃は体で」、住宅難の英国で増える「スケベ大家」

  • 6

    米中貿易戦争は中国に不利。習近平もそれを知ってい…

  • 7

    空自F2後継機、米ローキードがF22・35ベースの開発打…

  • 8

    おどろおどろしい溶岩の世界!?木星の北極の正体が…

  • 9

    こんなエコノミーは嫌だ! 合理的すぎる座席で、機…

  • 10

    隕石内のダイヤモンド、太陽系初期に存在した大型原…

  • 1

    「僕はゲイリー19歳、妻は72歳」 青年が恋に落ちた53歳上の女性とは

  • 2

    こんなエコノミーは嫌だ! 合理的すぎる座席で、機内はまるで満員電車?

  • 3

    アメリカの2度目のシリア攻撃は大規模になる

  • 4

    「何かがおかしい...」国のやり方を疑い始めた北朝鮮…

  • 5

    おどろおどろしい溶岩の世界!?木星の北極の正体が…

  • 6

    「家賃は体で」、住宅難の英国で増える「スケベ大家」

  • 7

    「ヒトラーが南米逃亡に使った」はずのナチス高性能…

  • 8

    地球外生命が存在しにくい理由が明らかに――やはり、…

  • 9

    金正恩は「裏切り」にあったか......脱北者をめぐる…

  • 10

    ヒトの器官で最大の器官が新たに発見される

  • 1

    日本の空港スタッフのショッキングな動画が拡散

  • 2

    ユーチューブ銃撃事件の犯人の奇妙な素顔 「ビーガン、ボディビルダー、動物の権利活動家」 

  • 3

    「家賃は体で」、住宅難の英国で増える「スケベ大家」

  • 4

    「金正恩を倒せ!」落書き事件続発に北朝鮮が大慌て

  • 5

    金正恩が習近平の前で大人しくなった...「必死のメモ…

  • 6

    「僕はゲイリー19歳、妻は72歳」 青年が恋に落ちた5…

  • 7

    ヒトの器官で最大の器官が新たに発見される

  • 8

    「パスタは食べても太らない」──カナダ研究

  • 9

    2度見するしかない ハマってしまった動物たちの異様…

  • 10

    金正恩がトランプに懇願か「あの話だけはしないで欲…

グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ 日本再発見 シーズン2
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版

SPECIAL ISSUE 丸ごと1冊 プーチン

絶賛発売中!