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米大統領選、元下院議員が共和指名争い出馬検討 トランプ氏に対抗

2019年08月23日(金)11時25分

[ワシントン 22日 ロイター] - 元共和党下院議員でラジオ番組の司会を務めるジョー・ウォルシュ氏は、2020年の米大統領選の共和党候補指名争いに出馬し、トランプ大統領に対抗することを検討している。

22日のCNNとのインタビューで述べた。約1週間ほどで決定する可能性があるという。

ウォルシュ氏はトランプ大統領を「弱い者いじめをする臆病者」と痛烈に批判。道徳上の問題でトランプ氏に反論すれば挑戦者は勝てる可能性があると指摘し、トランプ氏は「(大統領に)適していない。口を開けばうそをつく」と述べた。

ウォルシュ氏は2010年にイリノイ州から下院議員に選出され、2年間議員を務めた。その後はシカゴのラジオ番組の司会を務めている。

同氏は先週のニューヨーク・タイムズ紙への投稿で、中国製品への関税の大半は中国が支払っており米国民は負担していないとのトランプ氏の主張を取りあげ、トランプ氏は常習的なうそつきと批判。財政政策は無謀で国境対策は効果がないとし、通商問題についても無知だと批判した。

ロイター
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