コラム

日本人の「集団主義」「同調圧力」には良い面も悪い面もある

2020年08月07日(金)11時40分

アメリカでは現在、この「マスクをすべきか否か」という論争が熱を帯びているが、そんななかで「日本人に学ぼう」という主張も広がっている。俳優のブラッド・ピットは昨年来日した際、日本のマスク文化に驚いたというが、その経験を次のように語っている。

「でも分かったんだ。風邪をひいているときにほかの人を守るためにしていることなんだって。とても思いやりのある行為だと思う」

「なぜ世界の他の国でやらないのか、僕たちがどうしてそうしないのか分からない」

日本人の「集団主義」には良い面も悪い面もある。「周りがやっているから合わせなくてはいけない」ではストレスもたまるが、「みんなで和を大切にしながら協力し、この国難を乗り越えよう」ならば絶大な力となるに違いない。

<2020年8月4日号掲載>

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プロフィール

早坂 隆

ノンフィクション作家、ジョーク収集家。著書に『世界の日本人ジョーク集』『新・世界の日本人ジョーク集』(共に中公新書ラクレ)、『指揮官の決断――満州とアッツの将軍 樋口季一郎』『永田鉄山 昭和陸軍「運命の男」』『ペリリュー玉砕――南洋のサムライ・中川州男の戦い』(いずれも文春新書)、『すばらしき国、ニッポン』(文響社)など。最新刊は『昭和史の声』(飛鳥新社)。

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